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重賞ウイナー・データファイル

シンザン世代(1961年生まれ)以降の、 平地重賞勝ち馬、GⅠ(級)2、3着馬、 JpnⅠ、交流GⅠ勝ち馬、J.GⅠ勝ち馬及び それに伴う種牡馬のデータです。Since 2018.04.11

2022/2/11 Vol7 「マルシュロレーヌ、エクリプス賞受賞ならず」

管理人のひとりごと

Vol.7

2022/2/11    マルシュロレーヌ、エクリプス賞受賞ならず


先程エクリプス賞最優秀ダート古牝馬部門」が発表され、
マルシュロレーヌは受賞を逃した。日本のJRA賞で無冠に終わり、
「逆にアメリカのエクリプス賞で受賞すれば面白い」と、思っていたが残念。

JRA賞(特別賞)を逃した時点で言いたいことは山ほどあったが、
まだエクリプス賞があるので批判は封印していたけど、言わせてもらおう。
 マルシュロレーヌはPOGでの指名馬なので、相当バイアスがかかっている事を前提で言えば、
確かに日米の賞を逃したのも残念だが、一番残念だったのが、JRA賞の選考委員の
「ライトファンの認知度を考えると、歴代の受賞馬との比較では少し弱い」という発言。
ライトファン???

 JRA賞特別賞。
「特別に表彰すべき対象が存在する場合に臨時に設けられる」とある。
優駿賞時代ハイセイコーやテンポイントが受賞した「大衆賞」や「マスコミ賞」なら
「ライトファン」云々は理解するが、
決して層の厚いとは言えないアメリカ芝のレースでは無く、
レベルの高いダートでの勝利は十分特別に表彰すべき対象だと考える。
 
日本調教馬初のダートブリーダーズカップ制覇という偉業に対して、マルシュロレーヌという名前を残してほしかった。
もしかしたら日本の競馬関係者やメディアの間にアメリカ競馬を、イギリス、フランスより一段下と見ているのも要因かもしれない。
(これまでの凱旋門賞とブリーダーズカップの報道量を比べても明らか)

まぁ、馬の価値、実績というのは「JRA賞」だけで決まるものではなく、
「日本調教馬初のダートのBC制覇」という偉業は「永遠に不滅です」

今回は「ライトファン」という言葉に非常に違和感が残るJRA賞でした。


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